<構築手順>

概略日程

実施項目

備考

リスク

2ヶ月

外部ISMS取組状況調査

範囲、体制、支援システム/ツール、概略日程、当該組織(情報通信基盤)の取組状況。(同業他社/ベストプラクティス、その他)

・当該組織の取組状況の情報が得られない。

内部ISMS取組状況調査

上記+ 組織(情報通信基盤)のISMS上の位置づけ/課題。(事業部門、関連会社)

・部門から情報基盤への要求に矛盾が出る(調整マターの発生)

組織(情報通信基盤)の状況調査、

業務内容(ITサービス他)、役割責任/体制、資産洗出、新体制移行インパクト、。(ベンチマーキング活動結果の活用も)

 

0.5ヶ月

課題抽出

ISMS支援システム、ISMS推進体制(事務局・監査)、他のISMS体制とのI/F、既存ISMS統合施策、適用範囲区分、事業課題体制移行インパクト等)対応、コンプライアンス対応、など。

ITIL(ISO20000)への注目と対応要請。

・内部統制タスクからの要件発生(現時点では明示されたものはない)

0.5ヶ月

課題対応摺り合わせ

個々の課題についての対応案の意思調整。

 

1ヶ月

ISMS推進案(骨子)策定

・推進体制案・日程計画(ISMS構築プロセスの開始)

 

・新体制後の全体イメージ、ロードマップ具体化要請(不確定要素大?)。

・情報基盤(インフラ)だけ切出してISMSとして取組んだ事例が少ない。

ISMS構築開始

・詳細役割、・詳細日程計画

ISMS支援環境立上げ

・適切なツールが得られない。

3ヶ月

構築活動

・リスクアセスメント

・教育計画立案(と実施)

・ドキュメンテーション(ISMSマニュアル類)

・リスク対応計画ドラフト(リスク対応の実現性を評価してから運用フェーズ是非判断とする)

・新本社関連業務インパクトによる進捗滞留。・流用ドキュメントの品質。・管理策手順書の整備遅れ(→前工程で先取り?)

構築レビュー

・運用開始Go/NoGo

 

3ヶ月

導入・運用

・教育、・リスク対応計画、・事業継続計画、・内部監査

・会計監査(システムレビュー)スケジュールとの取り合い

マネジメントレビュー

・リソース、仕組み改善、など(規格要求事項)

・第二次展開計画(骨子)

 

注:認証取得のための作業スケジュールは特に含めていない。

通常、書類審査、初動審査、本審査のイベント、所見対応(指摘内容による)、調査および登録申請事務処理等のオーバーヘッドで、ミニマム1ヶ月程度。

 

リスク:

本体と情報子会社との関連